弊社ではアーティストモデルの製作およびエンドースメント契約は行いません。
その理由は、ふたつあります。
ひとつめは、我々はアーティストの「選択の自由」を奪うことを望んでいません。
ミュージシャンがその時々で「これが一番気持ちいい」「これで表現したい」と思える楽器を、自由に選べる状態であってほしい。
契約という形で縛ってしまうと、その自由が失われてしまうと考えています。
ふたつめは、購入していただいお客様を落胆させたくないからです。
アーティストモデルを買ったのに、ライブを観たらほとんど別のモデルを使っていて… そんな光景を目の当たりにしたら、がっかりします。
実際、多くの人がそういう経験をしてきているのではないかと思います。
そんな「リアリティのない関係」を作りたくありません。
最近は「自社製品に限らず自由に使っていいよ」という契約も増えています。
でも結局、ライブで使っているのは社外品がほとんど、というケースは多くあります。
それならば最初から「アーティストモデルは出しません」と発表する必要があり、フェアだと思います。
では、なぜプロモーション動画にアーティストをフィーチャーするのか?
それは、楽器が「単なるモノ」ではなく、 演奏する人あって初めて生きる、ライフスタイルの一部だと信じているからです。その瞬間、そのモデルに一番フィットすると思ったミュージシャンの「本当の姿」を、映像で届けたいだけです。
契約やモデルではなく、「今、この楽器が最高にカッコいい」と感じる瞬間を共有したいと考えています。
アーティストの好みは常に変化します。思考も、環境も、マインドも。変わらないという選択をすることも尊重していますが。
だからこそ、我々は「いつでも気軽に選べる、選ばれる、少し距離を置いてもまた戻りたくなるブランド」でありたい。
縛るのではなく、寄り添う存在でありたいのです。
これからも、純粋に「この楽器、欲しい」「この曲はこれで弾きたい」と思える製品を、誠実に作り続けます。
新しいモデルが出るたび、魅力的な映像と共に、「サイティアス最高!」と祝える関係を沢山の方々と築いていければ幸いです。